今回、運命と占いの関係について書くつもりでしたが、先にchitochitoさんから鋭いご指摘を頂いたので、最後に掲載するつもりだった同文をアップしようと思います。といっても、概要は既にchitochitoさんのコメントに書いてしまいましたので、焼き直しになりますが。。。^^;
まず、私たちの構造は大きく四層構造になっているとされます。「肉体−自我−魂−霊」で、その中で運命を決める要因は魂の中にあると言われ、魂の三つ組み(「霊・魂・エゴ・体」)の内、コーザル体にそれが集約されていると考えられています。
コーザル体(光明体)は別名・原因体あるいはカルマ体とも言われます。長い転生輪廻の中で私達は様々な特性を持ちますが、その中には俗に言う良いものも悪いものもあります。コーザル体はそのカルマの中からいわゆる悪いカルマの修正を意図し、それを元に一生涯の運命を決めてゆきます。
これは自分(自我)の誤った思考、思いの修正を図るために計画され、その人が最も気付きやすい環境を生み出す働きを担っています。といっても自我の成長具合に合わせて計画も相応の幅があり、自我が幼い状態では自然原理(例えば因果律)に任せられていることも少なくありません。
この計画は純粋に精神的な意味合いにおいて計画されますので、外面的な出来事ばかり見ていても、なかなか気が付けない事が多いのです。
例えば経済的な困窮の原因が対人関係での不安にあったり、自分自身に対する信頼感の欠如にあるという具合に、全く別なところに存在している事が間々あります。というより私たちは霊的な存在ですので、物質的な原因で不幸になる事はまず皆無と言っても良く、心の内部における何がしかの不都合が物理的な現象として現れているに過ぎません。
ですから、あらゆる困難は出来事を何とかしようとしても決して解決する事はなく、一時的に解決したように思えても、いずれ似た様な問題に直面する事になります。気付きが得られるまで、それが延々と続きます。
逆に自分の内面的な問題に対する気付きがあった場合、心の中にある不都合は解決されていますので、もはやその問題を体験する理由は何もなく、従って速やかに解消してゆく事になります。もし、これを体験されるなら、その劇的な変化にきっと驚かれる事でしょう。
この気付きを得るためには、私達はまず自分に気が付いていなくてはなりません。自分に気付いているとは、今ご飯を食べているとか、横になっているとか、外面的なことばかりでは勿論ありません。自分が何を考え、何を思っているか、、、という事です。
自分の精神活動に気が付いている事で、自分の心の癖が解って来るでしょう。そのような時に重要になるのが中庸の心、自分にも他人にも偏らない心となってきます。エゴは自分を主張しますが本来私達は一つであり、自他というものは存在しません。よって、どちらかに偏るのも不調和な心となってしまいます。
簡単に言えば、あなたの思いや考えが、自分を卑しめたり、否定したりするものではなく、同時に相手をも卑しめたり否定する事がないように、という意味で「ありのままに見る」とは、そのような事だと思ってください。
ですから、あなたの決断、考えが、誰かを苦しめるものであるなら、それは間違っていますし、同時に自分に荷重をかけてしまうものなら、それもやはり間違っています。このバランスから外れたもの、それが悪しきカルマと言って良いでしょう。
逆に最善の選択とは、人にとっても自分にとっても、あるいは他の人にとっても最高の選択です。私達は多くの場合、誰かが得をするためには、誰かが我慢しなければならないと考えます。その様な事しか生じないのだと思い込んでいますが、宇宙が真の愛だと気が付くなら、いつでも、誰にとっても最高の選択肢が存在している事に気付くようになるでしょう。
ところで、私達はこのことに気が付き始めるまで、色んな事を考え、思い、悩みます。考えて最善の答えというか妥協点を見出そうとします。しかし自分に気が付いている人は、ただ、聞くだけで答えを得るでしょう。
自分に気が付いている事の大切さのもう一点はここにあります。最善の応えはいつでも与えられています。魂はそれを知っていますし、その様にしたいと思っているのです。魂とはその最高の出来事を体験する主体であり、それをするために私たち(自我)を送り出しています。自我がツールだと私が時折り書くのはその事です。
そこで「本当はどうしたいのか?」を感じ取るために自分に気が付いている事、内に向かう必要があるのです。
従って苦労・困難は最高を体験するためのスパイスです。しかし、味覚音痴になっていると、どんどんスパイス(苦労・困難)を多用します。他の人が食べられないほどの味になってようやく気が付く人も少なくありません。文明の成熟期に様々な問題が生じるのは、物質性にばかり気をとられ、味覚音痴になっている事が原因としてあります。
通常、どの様な困難も、最初は些細な事から始まります。この時点で気付き、軌道修正をするなら、困難は生じないでしょう。しかし味覚音痴になっている私達は、それで気付く事は稀で徐々に問題を大きくしてゆきます。そして、手に負えないほど大きくなって何かがおかしいとようやく思い始めます。
ですが、この場合でも、手に負えないことは何もありません。必要な事は気付く事。その気付きを継続する事です。
運命は私達の敵ではありません。それは気付きを促す出来事に過ぎません。しかし、特に現代人は自分の心に目を向けなくなっていて、それ故に大きな出来事を発生させています。誰も良心を教えなくなって久しく、それを知らずに育つ人が増えているためです。
話が少しそれますが、これは個人だけに留まらず世界的な現象でしょう。つまり、世界は問題を大きくする方向へと進んでいます。
自然環境的な異変が生じているにも関わらず、自分が出来る事は世界の大勢には何も出来ないに等しいぐらい微々たる物だと、目を背けてはいませんか?
世界で紛争が続いているのに、自分には直接関係がないとタカをくくってはいませんか?
大きな魂は気付きのためのシグナル(出来事)を送っていますが、それに本当に気付いている人は微々たるものです。気付かない事で、あるいは気付かない振りをすることで、世界的な規模で問題を大きくしようとしています。
あなたの身体はそこに行けないかもしれませんが、心はいつでも行く事ができるでしょう。あなたの心を向けて下さい。取り返しが付かなくなる前に。。。
少しまとめましょう。
私たちが物質性にばかり目を向け、それに捉われている限り、私達は反応を止めることが出来ません。従って、運命に従う以外なく、問題を拡大し続ける事になります。
自分の心に気が付いている事、それによって気付く事ができ、内なる声に耳を傾けることが出来ます。
気付く事ができれば、運命は速やかに通り過ぎます。なぜならそれは、気付きを呼びかけるものだからです。
その呼びかけを無視するなら、運命はいつまでもあなたの所に居座って叫び続けるでしょう。あなたも普段そうしているでしょう?相手が気付くまで叫び続けませんか?時には声にならない声で。。。
気付きを通して、あなたが魂(本当の自分)とつながるなら、あなたは自由意志を得て、運命の創造が可能になるでしょう。
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