昨日神戸大で、10年以内に海王星の外側を回る新惑星が発見されるだろうという発表があった。緻密な計算による理論値からの推測ということだが、新惑星が発見される可能性は高いという。大きさは地球の3〜7割。公転周期は約1000年との事である。 冥王星が準惑星の地位に転落してすぐさま新惑星の発見。。。これも何か意味深なイメージを感じずにはいられない。 占星術的には、実際にその星が発見された時、その前後の社会的な出来事から、新惑星の象意が決められてゆく事になる。だから発見されたとしても、すぐ様その惑星が占星術で使えるわけではない。けれど公転周期が1000年ともなれば、その惑星が担当する事になるだろう象意は、既に始まっていると考えて良いだろう。 例えば1781年に発見された天王星の場合、公転周期は84年である。その前後1割(8年)ほどの期間をざっと眺めてみると。。。 1773年 政治力に屈した時の教皇クレメンス14世がイエズス会の解散を命じる。 ボストン茶会。イギリスの法外な税に怒ったアメリカでの反乱。 アドベンチャー湾の発見。 プガチョフの乱。ロシアで起こった大規模な農民一揆。後に政治再構築のきっかけとなる
1774年 「解体新書」刊行。 1775年 アメリカ独立戦争 1779年 桜島の大噴火(安永大噴火) 光格天皇即位。閑院宮家から前天皇の養子となり即位。 フランスで農奴廃止令が出される。
1780年 タリブズ地震(死者5〜10万人) ダービーの始まり マイソール戦争。インドとイギリス植民地軍との戦争。
1781年 天王星の発見 カントが「純粋理性批判」を出版
1782年 天明の大飢饉 1783年 熱気球の飛行実験 ラキ火山の噴火。天明の大飢饉の遠因とも言われる。 岩木山の噴火。 浅間山の噴火。
1784年 「漢委奴国王」金印発見 1785年 水素と酸素の合成から水を作ることに成功 1789年 フランス革命 トルコ地震(死者5万人)
これらの発見前後の出来事から、天王星は科学とか改革、革命、突然の変化といった意味を持つようになった訳である。 干支暦を見ると1781年3月13日が発見された日だから、三碧辛丑年、四禄辛卯月、五黄壬戌日となる。イギリスとの時差を考えると、四禄辛酉の日となるかもしれないが確認はしていない^^; 辛酉の干支は革命の干支と言われるが、もしその日だとすれば、天王星の面目躍如というところだろうか?(笑) さて、こうして、惑星Xが発見される事になれば、昨今の、そして、今後の社会情勢からどの様な象意が付与されるのか想像してみるのも楽しいものだ。 通常、遠外の新惑星が見つかると、その内側の惑星の象意を特化して引き継ぐ形となって来た。例えば前述の天王星の場合、それまで土星が持っていた象意の中から強調的に引き継いだ訳である。 古い形態を残すインド占星術では土星の意味には、科学や伝統に基かない行為といった意味がある。恐らく、それが天王星に引き継がれた意味だろうと思う。 ところで、冒頭に記した様に破壊と再生、極限、死といった象意を持っていた冥王星は、惑星の地位を奪われ、準惑星の取り扱いとなった。占星術では相変わらず冥王星はそのまま使われているが、いずれ小惑星としての地位へと移って行く事になるのだろう。 今でも、火星と木星の中間にある小惑星(ベスタ、ジュノーなど)を使うケースもあるので、冥王星もそれと同じ扱いで使われることになるのだろうと思う。 しかし気になるのが、冥王星を「死」の象徴、あるいはスピリチュアル占星術では最も深い無意識とされてきた冥王星がその座を去り、惑星Xにその座を譲り渡すという点である。 占星術では水星、金星、月などの公転周期の短い惑星は、私達の知性、感情、行動と関連していると考えられている。つまり、早い惑星は私達の内面を現す星なのである。 その外側の火星、木星、土星は社会的な出来事や、個人と社会との関係を示すと考えられている。これは私達の人格(ペルソナ)を表す星ということになる。 更に外側の天王星、海王星、冥王星は、公転周期が遅くなるほど、深い無意識を表す星として扱われてきた訳だ。 すると、最も深い無意識とされてきた冥王星が準惑星の地位に陥落したことは、最も深い無意識とされてきたものが、そうではないと言うことになり、私達の無意識は冥王星の約4倍ものサイクルを持つ惑星Xにゆだねられる事になる。 以前天王星の公転周期84年は、現代の人間の平均寿命と同じだと書いたことがあるが、ある奇説では、海王星の164年、冥王星の247年は霊的身体の寿命とも言われている。一説には247年は私達の平均的な転生サイクルとされる年数とほぼ同じである。 これが一気に4倍にも跳ね上がることになると、どの様なことになるのか興味の付きない点でもある。転生サイクル1000年となると、ある種の覚者の転生サイクルに等しい。 仮にあと5年ほどで惑星Xが発見されるとすれば、時は2013年。。。巷で噂のアセンションが起こるとされる年とほぼ同じである。 そこを境に、私達の無意識の内容は一気に4倍に跳ね上がる。これは一体何を意味する象徴だろう? ところで、遠外惑星の境界となる天王星だが、これは通常不可視の惑星とされている。しかし、御存知の方もいるかもしれないが、天王星は条件が良ければ肉眼でも見る事の出来る惑星である。実際、ハーシェルが天王星を発見する以前にも、天王星についての記述が存在する。 条件が良ければ見える惑星、それが現在の肉体の平均寿命と同じ公転周期。。。これは、とても面白い象徴である。84は12×7という意味でも、なかなか興味をそそるのであるが、長くなりそうなので、いずれ機会をあらためて考察してみたいと思う。
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